中国語資格対策コース
HSK(漢語水準考試)とは
HSKとは、中国の教育部(日本の文部科学省に相当)が設けた「漢語水平考試」の発音(Hanyu Shuiping Kaoshi)の頭文字の略称で、中国語を母国語としない中国語学習者のための唯一・公認の中国語能力認定標準化国家試験です。中国の国家漢語水平考試委員会は、HSKの全権を担い、中国国内外のHSKを主催しHSK証書(漢語水平証書)を発行します。日本においては中国国家漢語水平考試委員会より委託を受け、社団法人日本青少年育成協会の後援のもとで、HSK日本実施委員会(HSK日本事務局)が実施しています。 HSKは中国語学習者にとってその語学力を試し公的資格を得るチャンスです。 HSK証書は中国留学へのパスポート、就職・転職、そして国際的な場で活躍する舞台を広げるための中国語能力の基準証明として重要な役割を果たします。
HSK基礎について
HSK基礎試験は、基礎の中国語レベルを有するもの、つまり、100~800時間の現代中国語教育を受けて、400~3000語の常用語及びそれに相応する文法知識をマスターした学習者に適しています。試験内容はヒアリング・文法・読解の3つのセクションに分けて受験者が同一の試験問題に取り組み、トータル140問300点満点で総合的な中国語活用能力を測定します。
HSK基礎試験の内容
試験内容 | 試験項目 | 問題数 | 試験時間 | |
ヒアリング | ヒアリング1 | 15 | 50 | 約35分 |
ヒアリング2 | 15 | |||
ヒアリング3 | 20 | |||
文法 | 文法1 | 20 | 40 | 40分 |
文法2 | 20 | |||
読解 | 読解1 | 20 | 50 | 60分 |
読解2 | 30 | |||
合計 | 140問 | 135分 |
HSK基礎試験の等級標準
HSK基礎試験は受験者の得点(スコア)により、1級・2級・3級の各得点等級に認定され、各等級に相当するHSK基礎証書が授与されます。上位級であるHSK基礎証書A級は、HSK初等証書C級に相当し、中国の理工科大学の学部に入学できる中国語レベル最低基準です。各得点等級の中国語レベル及びHSK証書の種類は次の通りです。
HSK証書等級 | 得点等級 | 総得点 | |
証明書 | 級 | ||
基礎 | C | 1級 | 100~154 |
B | 2級 | 155~209 | |
A | 3級 | 210~300 |
1級 | 基礎(低)中国語能力を有し、簡単な語句の理解や意識の表現ができる。日常会話や学習活動における初歩的な交際能力を有する。およそ600前後の中国語常用語とこれに相応する文法項目をマスターしている学習者がこのレベルに達することができる。これはまたHSK基礎C級証書の取得レベルでもある。 |
2級 | 基礎(中)中国語能力を融資、日常生活や一般交際に必要な基礎中国語能力。 HSK基礎B級証書の取得レベルでもある。 |
3級 | 基礎(高)中国語能力を有し、中国の大学の理・工・農・西洋医学の本科に留学する最低限の中国語の能力レベルです。HSK基礎 |
中国留学とHSK
1995年12月、中国国家教育委員会(1998年から中国教育部に改称、日本の文部科学省に相当)は中国の核大学に対して外国人留学生の入学にあたっては「HSK証書」を基準にするよう正式な規定(「外国人留学生が漢語水平証書により大学入試を行うことについての規定」)を公表しました。規定では、中国の大学で四年制の大学教育を受けようとする外国人留学生は、必ずHSKを受験し、各専門ごとに示された最低レベルの「HSK証書」を取得して、初めて正式に大学に入学することができると定められています。この規定は、大学により1996年より実施されています。また多くの大学で語学研修コース(漢語進修生)のクラス分けにもHSKが利用されています。
HSK初中等について
HSK初中等は、初中等の中国語レベルを有する者、つまり、400~2000時間の現代中国語教育を受けて2000~5000語の常用語及びそれに相応する文法知識をマスターした学習者に適しています。試験内容はヒアリング・文法・読解・総合穴埋の四つのセクションに分け受験者が同一の試験問題に取り組み、トータル170問(試験時間145分)400点満点で総合的な中国語能力を測定します。
HSK初中等のテスト内容
試験内容 | 問題数 | 試験時間 |
ヒアリング | 50 | 約35分 |
文法 | 30 | 20分 |
読解 | 50 | 60分 |
総合穴埋 | 40 | 30分 |
合計 | 170 | 145分 |
HSK初中等級の等級基準
HSK初中等は受験者の得点(スコア)により3級から8級まで各得点等級に認定され得点等級の3級から各等級に相当するHSK初等証書やHSK中等証書が授与されます。各得点等級の中国語レベル及びHSK証書の種類は次の通りです。
HSK等級 | 得点等級 | 総得点 | |
証書名 | 級 | ||
初等 | C | 3級 | 152~188 |
B | 4級 | 189~225 | |
A | 5級 | 226~262 | |
中等 | C | 6級 | 263~299 |
B | 7級 | 300~336 | |
A | 8級 | 337~400 |
3級 | 初級(低)の中国語能力を有し、HSK初等C級証書を取得できます。このレベルは中国の理工系大学の学部入学最低基準に達しています。一般的に1年間語学留学した者が、最低限達しておくべきレベルとされます。 |
4級 | 初級(中)の中国語能力を有し、HSK初等B級証書を取得できます。一般的に1年間の語学留学で到達できる良好なレベルとされます。 |
5級 | 初級(高)の中国語能力を有し、HSK初等A級証書を取得できます。一般的に1年間の語学留学で、到達できる優秀なレベルとされます。 |
6級 | 中級(低)の中国語能力を有し、HSK中等C級証明書を取得できます。このレベルは中国の文科系(文、史、考古、中国伝統医学など)大学の学部入学最低基準に達しています。一般的に2年間語学留学した者が、最低限達しておくべきレベルとされます。 |
7級 | 中級(中)の中国語能力を有し、HSK中等B級証明書を取得できます。一般的に日常会話をほぼ自由にこなせ、中国語で責任ある仕事をしたいなら最低必要とされる語学力レベルと言えます。 |
8級 | 中級(高)の中国語能力を有し、HSK中等A級証書を取得できます。一般的に2年間の語学留学で到達できる優秀なレベルとされ、実用的な中国語能力を充分に持っていると評価されます。 |
本校でHSK対策コースを開催します。
①経験が豊かなネイティブの先生が厳しく、暖かく教えます。
②HSKの問題を作るところ(北京言語大学)の教材を使い、ヒアリング、文法を中心に勉強します。
③本校から直接試験の申し込みができます。受験料の割引があります。
④HSK試験に合格された当学院の生徒には努力賞を差し上げます。
HSK試験の科目
1 ヒアリング
2 読解
3 文法
授業の教え方
一、ヒアリングを中心として、テープを使い、先生の指導と合わせて教えます。
二、問題文を文法的に分析して、同じ文型の例文を使って、分かりやすく勉強できるようになっています。
三、短い文章から長い文章へと進んでいき、読解問題は生徒さんが自力で理解できるようになります。
四、授業はすべて中国語を使い、生徒も日本語はなるべく使わないこととします。HSKコースのクラス分けは生徒のレベルによって、初・中・高のクラスに分けて行います。
プライベートレッスン(60分)
セミプライベートレッスン(60分)
グループレッスン(90分)
標準コースの授業料(授業料はコースによって変わります)
標準コース | |||||
人数 | 費用/1ヶ月 | 授業時間 | 回数/月 | ||
Ⅰ | プライベートレッスン | 1人 | 16,000円 | 60分 | 4回 |
Ⅱ | セミプライベートレッスン | 2人 | 12,000円 | 60分 | 4回 |
3人 | 10,000円 | 60分 | 4回 | ||
Ⅲ | グループレッスン | 4人~ | 8,000円 | 90分 | 4回 |
※全て税込みとなっております。
本科コース (本科の授業料を参考にしてください)
注意:HSK対策コースを受講するのに必要な中国語の知識のある方に限ります。
中国語が全く初めての方は受講できませんので、 ご注意下さい。
HSK対策・本科コース(外国に行かなくても留学ができる)
1、授業日
普通の学校と同じ、授業時間は月曜日~金曜日まで
(土、日に振替可能性があり)週三回以上の授業を受ける方
2、目標
3ヶ月後 | HSK中国語水平試験三級に合格するように 中国語検定試験準2級に合格するように |
6ヶ月後 | HSK中国語水平試験四級に合格するように 中国語検定試験2級に合格するように |
3、時間
3ヶ月と半年の2つがあります。
毎日授業時間 約120分~180分(人数によって時間が変わります。)
個人レッスン | 120分(1コマ60分) |
セミプライベートレッスン(2~3人) | 180分(1コマ90分) |
グループレッスン(4~5人) | 180分(1コマ90分) |
※間に10分間休みがあります。
4、授業時間
個人レッスン | 13:30~14:30 14:40~15:40 |
セミプライベートレッスン | 13:30~15:00 15:10~16:40 |
グループレッスン | 13:30~15:00 15:10~16:40 |
5、教材
すべて中国語と英語を載せている教材(日本語がまったくなし)を使い、北京語言大学(HSKの問題を作るところ)の教材を使用されています。
(しかも、HSKの対策、中国語検定試験の対策教材のみ)
6、教師
経験が豊富なネイティブ中国人の先生が教えます。
7、授業料金
個人レッスン | ||
週3日制 | ||
3ヶ月コース | 72時間(72こま) | 252,000(3,500円/60分) |
6ヶ月コース | 144時間(144こま) | 432,000(3,000円/60分) |
週5日制 | ||
3ヶ月コース | 120時間(120こま) | 336,000(2,800円/60分) |
6ヶ月コース | 240時間(240こま) | 600,000(2,500円/60分) |
セミプライベートレッスン | ||
週3日制 | ||
3ヶ月コース | 100時間(72こま) | 216,000(2,000円/60分) |
6ヶ月コース | 216時間(144こま) | 388,800(1,800円/60分) |
週5日制 | ||
3ヶ月コース | 180時間(120こま) | 288,000(1,600円/60分) |
6ヶ月コース | 360時間(240こま) | 504,000(1,400円/60分) |
グループレッスン | ||
週3日制 | ||
3ヶ月コース | 108時間(72こま) | 129,600(1,200円/60分) |
6ヶ月コース | 216時間(144こま) | 237,600(1,100円/60分) |
週5日制 | ||
3ヶ月コース | 180時間(120こま) | 180,000(1,000円/60分) |
6ヶ月コース | 360時間(240こま) | 324,000(900円/60分) |
※ 全て税込みです
※ 初心者の方大歓迎です。